L2SWのトランクポートとCentOSサーバを接続する際に必要なVLANインターフェースの作成手順のメモ

1.VLAN用のモジュールの読み込み
コマンド：modprobe 8021q
確認コマンド：lsmod | grep 8021q

以下の結果になればOK
→数値部分は変更されるかも？

8021q 33208 0
garp 14384 1 8021q
mrp 18542 1 8021q

2.物理NICの設定値を以下のように変更
→多分、BOOTPROTOとONBOOTの変更するだけ

対象ファイル：/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ensXXX
（ensXXXはインターフェース名、だいたいens192とか）
コマンド：vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ensXXX

DEVICE=ethX
TYPE=Ethernet
BOOTPROTO=none
ONBOOT=yes

3.VLANの有効化
→設定を追記する。

対象ファイル：/etc/sysconfig/network
コマンド：vi /etc/sysconfig/network

VLAN=yes
VLAN_NAME_TYPE=DEV_PLUS_VID_NO_PAD

4.VLANインターフェース用の設定ファイルを作成

作成ファイル：/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ensXXX.YY
（YYはVLAN-ID、物理インターフェースがens192でVLAN-IDが20ならens192.20）

※物理インターフェースの設定ファイルをコピーして、以下の値を変更

設定値

TYPE=Vlan
DEVICE=ethXXX.YY [インターフェース名]
BOOTPROTO=static [固定IPを指定]
ONBOOT=yes [OS起動時にインターフェースも起動]
IPADDR=192.168.1.1 [IPアドレス]
NETMASK=255.255.255.0 [サブネット]
USERCTL=no
GATEWAY=192.168.1.2 [ゲートウェイアドレス]
DNS1=192.168.1.2 [DNS設定]
VLAN=yes [VLAN有効]
VLAN_ID=XX [VLAN IDを設定]

5.最後に再起動して設定を適用

コマンド：reboot

以上で、VLAN設定完了
対向側の設定もちゃんとされてればVLANでの通信が可能なはず・・・