自作VPNサーバの構築をいったんあきらめ、既製品のルータを使ったわけですが、こちらもかなり癖が強く、いろいろと混乱させられました。
また、使ってみてわかったのですが、このルータ、かなり癖があって設定が難しいわりにあんまりスループットが良くないんですよねぇ・・・
そのせいかわかりませんが、参考になりそうなページもほとんどなく、設定完了まで結構時間かかってしまいました。
まぁ、愚痴はこのぐらいにしておいて、私みたいにだまされて買ってしまった人のために、最低限の活用できるよう、設定項目と注意点を紹介します。
1.注意点
使ってみて気付いた点です。
あくまで私が試して起きた現象ですので、詳細が知りたい方はメーカーに問い合わせしていただければと思います。
1.ローカル環境で接続テストした際、Wifi経由だとなぜか接続できない。
2.トンネル設定1つにつき1セッションしか接続できない。
3.1度ローカル環境で接続してみてからでないとWAN経由で接続できない。
4.IKE,L2TPで通常使用するポート以外のポートを使っているためか、ポート転送での公開では接続できない。→PPPoEで直接WANに接続する必要がある。
5.通信速度は上下10Mbpsぐらい
2.ネットワーク構成
注意点にあるように直接WANと接続する必要があったのですが、FortiGateをゲートウェイとした既存ネットワークから変更するのは嫌だったので、下図のような構成にしました。
まさかの、ゲートウェイ2つ構成(笑)
家の回線にSoftbank光を契約してるんですが、調べてみたら標準で2セッションまで使えるらしいです。素晴らしいですね!w
使えるものは使わないと!!w
3.VPN-41FEの設定
こちらはVPNサーバ設定の部分のみ紹介します。
・VPN設定
メインはIPSec VPN設定の部分ですかね。
ローカルVPNグループ設定とリモートVPNグループ設定は接続のフィルターのように見えますが特に意味はなさそう?です。
プレシェアードキーはL2TP設定でも使うのでメモしておきましょう。
・L2TP設定
MPPE暗号のチェックを外して、プレシェアードキーにVPN設定画面と同じ値を入力し、ユーザを作成します。
ここまでできればVPN設定は完了です。
次回は、Windows10からVPN-41FEにつなぐための設定手順をしょうかいします。
本日はここまでで
では